水溶性と不溶性の食物繊維
2017/04/20
便秘に悩んでいる女性は大勢いらっしゃいますね。
普段の食事で食物繊維をしっかり摂っていますか?
食物繊維には水溶性と不溶性があります。
海藻、果物、キノコなどに多く含まれている水溶性食物繊維は、水に溶けて水分をたっぷり吸収しゲル化するという特徴があり、腸の中でぬれ雑巾のような(腸壁のこびりついたものを拭い取ってくれる)役割をしてくれます。
一方、サツマイモ、ゴボウ、レンコン、穀類などに多く含まれるのは不溶性食物繊維で、水分を吸収して膨らみ、腸の中で竹ぼうきのような(かき出す)役割をして排泄を促してくれます。
どちらもバランスよく摂取することが大切で、不溶性2:水溶性1が理想的といわれています。
水分を含んでこそ機能してくれますし、便の80-90%は水分ですので、しっかりと水分をとりましょう。
大豆には水溶性と不溶性両方の食物繊維が含まれているだけではなく、良質なタンパク源でもありますのでおススメです。
豆乳や豆腐よりも、丸ごとお召し上がりくださいね。
また腸内環境の改善には、発酵食品も積極的に摂ったり、オレイン酸をたっぷり含んだオリーブオイルを1日大匙1程度、食事とは別に摂取してみてください。
便がスムーズに排泄されるようになりますよ。
当サロンでは腸セラピーも行っておりますので、ご興味ある方は受けてみてくださいね。